イノP応援団 フォトライターの髙木あゆみです!
今回は、航空会社・ソラシドエアさんと一緒に取り組んでいる【ソラシドエコファーム】で行われた、草刈り・草取りの様子をレポートします。
ソラシドエコファームは、ソラシドエアさんと一緒に耕作放棄地の再生に取り組んでいるプロジェクトです。
JICAのグローカルプログラムで2ヶ月間研修に来ている3人も一緒に、暑い中みんなで汗をかきました!

耕作放棄地を再生した4つの「ソラシドエコファーム」
ソラシドエコファーム・ひまわり畑
三角の山奥、何度行っても「こっちだった・・・よね・・・?」と不安になりながらやっと辿り着く場所に、ソラシドエコファーム1号はあります。
近隣には、現役のみかん畑も、元みかん畑だった耕作放棄地もたくさんあります。
近くで何度かイノシシさんを見かけたことがありました。
ソラシドエコファームはしっかり電気柵で守っています。

ここ数年はさつまいもを植えていましたが、今年は土を休ませるため、ひまわりを植えています。
5月にタネを植え、わたしたちの胸くらいまで成長していました。

今回ここでは夕方の作業だったので日陰になっていて助かりました。
例年、ソラシドエアの皆さんは汗だくになりながら草取りをして、出てくる言葉と言えば「暑い」「まだまだある」に集約されていました笑
しかし隣の竹藪からの侵食がすごかった・・・!
以前よりもっと数が増えていて、切るのが大変そうでした。
こうやって勢いよく竹林がひろがっていくのだと実感します。

土はふかふかで、草も取りやすかったです。無心になって取っておられました!



草刈機組のレクチャーは井手くんから。
井手くん、戸馳島の事業者さんといろんなお仕事していて、とても頼もしくなりました。


保護服を着て、電気柵の電線を切らないように注意しながら・・・

初の九州だというソラシドエアの職員さん、到着して数時間で草刈機に挑戦!

最初は扱いが難しそうでしたが、どんどん慣れていくのが分かりました。
NASAの帽子がステキでした。飛行機を飛び越えてロケットです。
ソラシドエコファーム・早生桐の林
2つ目のソラシドエコファームは、(ちょっと存在を忘れがちですが)1号の近くにある早生桐林です。
昔みかん畑だったところに、早生桐を植えています。


農業をやめた後の農地は、あっという間に草や蔓が生い茂ります。
そこが動物の潜み場となり、近くの田畑を荒らしてしまうので管理がとても重要ですが、現実にはとても難しいです。
管理の手間があまりかからない方法で、土地が荒れ動物の潜み場となるのを防ぐためには、見通しの良い林をつくるといいだろうということで、早生桐を植えました。
早生桐を選んだ理由は2つあります。
国産の桐は少なく利用価値があること、そしてCO₂の吸収量が非常に多いことです。杉の約5倍ものCO₂を吸収すると言われています。
削減・吸収したCO₂をクレジット化できるJクレジットも視野に入れつつ、可能性を探りながら早生桐で実験をしているところです。

実はここでは、和紙の原料となる「コウゾ」 も実験的に植えています。
この早生桐林は、最初は頻繁に草刈りをしていましたが、育った早生桐の葉が影をつくるので今では年に1〜2回の草刈りで十分なくらいになったそうです。
早生桐もコウゾも、これから何ができるのか楽しみだとたっちゃんは話しました。

翌朝、早くから戸馳島にあるソラシドエコファームへ。わたしは行けませんでしたが写真が届きました🙌
ソラシドエコファーム・くり畑
防護柵のショールームの中にある栗畑。
こちら作業前、Beforeの写真です。



みんなでがんばります!
栗の木も早生桐も緑いっぱいで嬉しい!





小さくて緑色のいがぐりもあったそう!2年後には食べられるかな?
生きているのを感じられて嬉しいです。

ソラシドエコファーム・さつまいも畑
最後は、集落の中にあるさつまいも畑です。
作業前、Beforeの写真です⇩


マルチシートは貼ってあるものの、ここが一番根気が必要だったのではないでしょうか。



作業後、畝間が見えています!
さつまいもの葉も元気いっぱい。きっとマルチシートの下で大きく育っていることでしょう。
雨が降らない時には心配しましたが、収穫の秋を楽しみに待ちます。

暑い中で草取りお疲れ様でした。汗をかいて現場で体験することを続けているソラシドエアさんの心意気、いつも脱帽します。
後日談〜
数日後、ひまわりが咲いていた!と稲葉たっちゃんから動画が届きました。
草取りを終えた畑では、鮮やかなひまわりが山奥を明るく彩っています。


